【派遣は交通費支給なしが普通】その他、交通費について知っておこう

派遣の仕事をしている人は分かると思うデジけど、交通費が出ないことって本当に多いデジよね。そもそも、交通費が出るケースなんて滅多に無いと思うデジ。

今回は派遣の交通費がほぼ支給されない理由や、「交通費ありの仕事」と「交通費なしの仕事」ではどちらが有利なのか等を解説していくデジ。これを読めば派遣の交通費について熟知できるはずデジよ！

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ブイブイ

型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。

あいちゃん

小柄で可愛らしいみんなのアイドル。これまでの転職経験は2回で、現在は女性が働きやすい病院受付の仕事をしている。仕事はしっかりこなすが実は超ワガママな性格。

派遣は基本的に交通費支給なし

派遣社員で交通費が支給されるケースは滅多にないデジね。派遣だと基本的に交通費の支給は無いデジ。

そういえば、友達で派遣してる子も「正社員と違って交通費が出ないの！悔しい！」って言ってたわ。

確かに正社員であれば交通費の支給は基本的にあるデジよね。ただ、そもそも交通費って別に支給が義務化されてるわけじゃないんデジよ。

そもそも正社員ですら交通費支給の義務はない

派遣社員は交通費の支給が無い一方、正社員は交通費の支給が一般的デジよね。でも、実は正社員に対しても交通費の支給義務はないんデジよ。

そうなんだ！交通費って出さないといけない法律とかあるのかと思ってたわ！？

法律を見ても「交通費を出しなさい」なんて決まりはないデジ。交通費は労働基準法ではなく、会社が独自に設ける福利厚生のひとつデジ。言ってしまえば交通費を出すも出さないも会社次第デジ。

なるほどねぇ。

派遣は交通費が無い分、時給が高め！

派遣社員は基本的に交通費が支給されないものの、その分だけ時給が高めに設定されてることは多いデジ。たとえば、直接の雇用だと時給1,000円のところ（ただし交通費支給あり）、派遣だと時給1,500円などもありえるデジ。

そういえば、派遣の時給って高めに設定されてるかも！

交通費は出なくても時給が高いため、結果としてみれば交通費が支給されるよりお得、あるいはトントンってことも多いデジ。

交通費なしの高時給にするのは人集めのため？

う～ん。交通費を支給しない分だけ時給が高いのは分かったけど、何でわざわざ時給を高くするのかしら？別に時給を普通にして交通費を支給しても同じじゃないの？

そうでも無いデジ。たとえば、「時給1,500円！」と「時給1,300円！」という2つの求人で見栄えが良いのは前者デジよね？

そりゃそうよ！時給が200円も違うもの！

しかし、よくよく見てみると時給1,500円の方は「交通費支給なし」で、逆に時給1,300円の方は「交通費支給あり」になってたりするデジ。

え？

とはいえ、求人で初めにチェックするのって時給だったりするデジよね。すなわち、交通費の支給を無しにして時給を高くした方が、求人が目に留まりやすく人がたくさん集まるデジ。ようは少しでも多くの人を集めるため、交通費の分を時給へ上乗せしてるわけデジ！

何だか通販サイトの「実質無料」を思い出すわ…。あれ、よく見ると送料が別にかかったりするのよね…。

世の中インパクトが大切デジからね～。派遣会社だって時給の高い求人をたくさん載せて人を集めたいんデジよ。あくまでも推測の域であって絶対の理由とは言えないデジけど、この手の意見はよく見かけるデジ。

派遣で「交通費支給」だと時給が低め？

そうそうデジ。別に派遣で「交通費支給あり」も存在はするデジよ。数は少ないデジけどね。

そうなんだ！

ただ、交通費の支給がある求人は時給が低めに設定されていたりするデジ。まぁ、ほとんどの求人が交通費の支給を抑えて時給を上げてるんだから、逆に交通費の支給があれば時給が下がるのは当然デジね。

結局、どこかしらでつじつまを合わせてるのよね。

そういうことデジ。「交通費支給が無くて時給が高い仕事」か「交通費支給があって時給が低い仕事」か、デジ。もちろん派遣の仕事といっても様々デジから、中には「交通費支給があって時給が高い仕事」も存在するデジけどね。

それ「交通費支給が無くて時給が低い仕事」もあるってことよね…。

そういうことにはなるデジね…。仕事は慎重に選ばないとデジ。

交通費の支給も全額じゃないことが多い

ちなみに、交通費が支給されるとしても、全額じゃないことが多いみたいデジ。「交通費の一部支給」や「交通費支給（上限あり）」となっていたりするデジ。

家から派遣先が遠いと辛そうだわ。

まぁ、あんまり遠い場所から来られて大量の交通費を請求されるのも、派遣会社としては困っちゃうデジからね。おそらく、そういった人への対策も含まれるとは思うデジ。交通費に関して確認する時は「支給あり・なし」だけでなく「どのくらいまで支給されるのか」も確認しておくべきデジ！

交通費なしで高時給？交通費ありで低時給？どっちがいい？

交通費の支給が無い仕事が多いのは分かったけど、中には交通費の支給がある仕事もあるのよね。でも、そういった仕事は時給が低いみたいだし・・・どっちを選べばいいのかしら？

基本は「時給×1日の労働時間－交通費」と「時給×1日の労働時間」のどちらが高いか計算してみるのが良いデジね。

計算・・・苦手だわ・・・。

そう難しい計算じゃないデジよ。たとえば、「時給1,500円（交通費なし・1日8時間労働）」の仕事で、勤務先までの交通費が往復1,000円だったとするデジ。この場合、以下のように計算ができるデジ。

対して、「時給1,300円（交通費あり・1日8時間労働）」の仕事なら、交通費は考えなくていいデジから、単純に・・・

ってことは・・・この場合だと交通費なしでも時給が高い仕事の方がお得ってことね！日給に600円も差が出てるもの！

そうデジね。「こっちの方が高時給だから！」「こっちなら交通費があるから！」ではなく、自分の住んでいる場所や労働時間も加味したうえで、どちらが実質的にお得か考えることが大切デジ！

家が近いなら「交通費なし高時給」が有利

「交通費が無い分だけ時給を高めに設定している」と言っても、当然ながら派遣社員ごとの交通費は考えていないデジ。たとえば、派遣先まで交通費が4,000円かかるAさんも、200円しかかからないBさんも、同じ時給の交通費支給なしで働くことになるデジね。

別に「本来なら受けとれる交通費分」を上乗せしてるわけじゃないのよね。

全体で見て「このくらい時給を増やしておけば交通費も賄えるかな？」くらいの感覚で設定してるんじゃないデジかね？つまり、家から派遣先が近い人ほど、給料から支払う交通費が減るため、実質の給料が高くなるデジ！

家が近くても遠くても交通費は貰えないし、時給も同じなんだもんね！家が近い人ほど有利なのは確かだわ！

派遣の交通費支給ありは非常にレアなわけデジし、初めから「交通費をかけずに通える派遣先」を探すのが賢明かもしれないデジ。

派遣先が決まったら、最も安値でアクセスできるルートを探すのも大切ね！

税金面では「交通費あり低時給」が有利かも

あいちゃん、毎月の給料から税金が引かれてるのは知ってるデジよね？

し、し、知ってるわよ？ほら税金でしょ？ね？

（…これは知らないデジね）まぁ、あまり意識しない部分ではあるデジけど、普段貰っている給料っていうのは所得税やらが引かれた金額なんデジよ。たとえば、毎月25万円の給料を受け取ってる人なら、税金などが引かれる前の収入は30万円くらいあるんじゃないデジかね。

え？そんなに税金とかで持っていかれてるの！

税金って高いデジよ…。で、そんな税金は基本的に収入の量に応じて引かれる仕組みデジ。給料が100万円の人と30万円の人で税金が同じでは不公平デジからね。

へぇ～。給料が高い人ほど税金も高くなるってことね。

そうデジ。しかし、交通費に関しては月に15万円までは非課税になる、という決まりがあるデジ。

どゆこと？？

つまり、交通費として支給された分のお金には税金がかからないデジ！そのため「交通費支給ありの低時給」も税金面で考えれば有利と言えるかもしれないデジ。

なるほどねぇ。

なお、「交通費が無い分だけ時給を高めに設定している」場合は基本的に全額が税金の対象となってしまうデジね。いくら交通費を含んだ時給だと派遣会社が言っていても、きちんと「交通費」などの名目で支給されなければ、基本は非課税にならないデジ。

派遣社員でも「無期雇用派遣」なら交通費は支給される！

派遣社員の交通費について分かってもらえたデジか？簡単にまとめると「派遣社員は基本的に交通費の支給が無いもの、その分だけ時給が高めに設定されてる」といった感じデジね。

ちなみにデジが、派遣社員の中でも「無期雇用派遣（常用型派遣）」と呼ばれる人については、基本的に交通費が支給されるデジ。「無期雇用派遣」は派遣会社に常時雇用された正社員的な存在デジからね。普通の派遣とは事情が異なるデジよ。

2019.07.26【無期雇用派遣とは】6つのメリット・デメリット