【派遣のクーリング期間とは】派遣の抵触日がリセット『3ヶ月と1日』

理由&言い訳!派遣が休む

原則として派遣社員は3年を超えて同じ派遣先で働けないことになってるデジが、3年経った後にクーリング期間を設けることで、また同じ派遣先で働けるようになるデジね。

ここでは派遣のクーリング期間や抵触日などについて詳しく紹介していくデジ!派遣社員として働いてる人はぜひチェックしておいてほしいデジね!

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ブイブイ

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型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。

ガーデン

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クーリング期間で派遣の抵触日がリセット

冒頭でも話したように、派遣社員が同じ派遣先で働けるのは原則として3年ということになってるデジ。たとえば2018年の4月1日に派遣された派遣社員は、3年後である2021年の4月1日には働けないことになるデジね。2021年の3月31日が最終日となるわけデジ。

3年かぁ。何でそんな決まりが?

簡単に言うなら「3年も同じ職場で働かせるなら、いい加減、正社員として採用しろ!」という国のお達しデジかね。派遣はあくまでも一時的なものデジからね。そのあたりを国が案じて作ったと思われるデジ。

そういうことか。

で、派遣社員が働ける最終日の翌日を「抵触日」と言うデジ。さっきの例なら2021年4月1日が抵触日になるデジね。この抵触日の前日を境に、同じ派遣先では働けなくなるわけデジ。

それが抵触日なのか。それで、クーリング期間で抵触日がリセットされるっていうのは?

抵触日を迎えた後、3ヶ月超(3ヶ月と1日以上)のクーリング期間を設けることで、同じ派遣先でまた3年間働けるようになるんデジよ。さっきの例で言うなら以下のようになるデジね。

クーリング期間のイメージ
  • 2018年4月1日:派遣開始
  • 2021年4月1日:抵触日
  • 2021年4月1日-7月2日:クーリング期間
  • 2021年7月2日:再度派遣開始
  • 2024年7月2日:また抵触日

あくまでも目安であって多少は日付がズレることもあると思うデジが、上記のようなイメージになるデジね。多少の空白期間は生まれてしまうものの、同じ派遣先でまた働くことは可能ってことデジ。

なるほど!

なお、派遣先で働けなくなる抵触日については2種類あるデジね。クーリング期間と一緒に覚えておくと便利デジから、下記で詳しく紹介していくデジよ。

クーリング期間でリセットされる抵触日とは?

派遣社員が同じ派遣先で働ける最終日の翌日を「抵触日」というわけデジが、実は抵触日には「個人単位の抵触日」と「事業所単位の抵触日」の2種類があり、後者に関しては必ずしも派遣が始まって3年後が抵触日になるとは限らないデジね。詳しくは下記でチェックしてほしいデジ!

個人単位の抵触日

「個人単位の抵触日」については特に難しいことは無いデジ。派遣先で仕事を始めて3年後が抵触日になるだけデジからね。つまり、先ほど話したのと同じように2018年4月1日に派遣先で仕事を始めた場合は2021年4月1日が抵触日になるデジ。

個人単位の抵触日
  • 2018年4月1日:派遣開始
  • 2021年4月1日:抵触日

事業所単位の抵触日

「事業所単位の抵触日」は、事業所(派遣先)単位で設けるもので、ひとつの派遣会社から、同じ派遣先に派遣されている派遣社員の全員が対象となる抵触日デジ。最初に派遣会社と派遣先の企業間で「〇月〇日から3年間、派遣社員を雇います」といった契約をした場合が該当するデジ。例としては以下のようになるデジ。

事業所単位の抵触日
  • 2018年4月1日:Aさんが派遣開始
  • 2019年4月1日:Bさんが派遣開始
  • 2021年4月1日:A/Bさん共に抵触日

最初に派遣されたAさんは3年後が抵触日となるデジが、1年後に派遣されたBさんは2年後が抵触日となってしまうデジね。

何だか不公平だな。

ただ、事業所単位の抵触日については派遣先が派遣社員を必要とするなら何度でも延長することが出来るため、事業所単位の抵触日によって働けなくなることは少ないデジね。これについては後で詳しく紹介するデジ。

「個人単位の抵触日」と「事業所単位の抵触日」が違う時は?

上記で説明した通り、個人単位の抵触日は派遣先で働き始めてから3年後デジが、事業所単位の抵触日については働き始めて2年後など、3年未満というケースも少なくないデジ。つまり、2つの抵触日がズレることもあるデジね。

最初に派遣された人以外はそうなる可能性が高いのか。

事業所単位の抵触日が個人単位の抵触日より早い場合、規定上は事業所単位の抵触日に従う必要があるデジ。つまり、個人単位の抵触日がまだ先でも事業所単位の抵触日が来れば働けなくなることになるデジ。

すぐ働けなくなる可能性もあるってことか…。

とはいえ、さっきも言ったように事業所単位の抵触日は延長可能デジから、これで働けなくなることは少ないデジよ。下記ではこの件も含め、クーリング期間が必要ないケースを紹介するデジ。

クーリング期間が必要ないケース

抵触日を迎えた後は3ヶ月と1日以上のクーリング期間をあけて、初めて再度派遣先で働けるようになるデジが、実はクーリング期間が必要ないケースもあるデジね。

部署異動する時(個人単位の抵触日のみ)

個人単位の抵触日までの期間については「同じ事業所の同じ組織単位で同じ派遣社員が働けるのは3年まで」となってるデジね。ここでいう「同じ組織単位」というのは「部署」「課」を指すもので、「部署」「課」を異動すればクーリング期間無しに同じ派遣先で働けちゃうデジね。

何か抜け穴みたいな方法だな。

実際、この方法を使えばクーリング期間を無視できるものの、限りなく違法行為に近いものと言われているデジね。ただ、3ヶ月と1日以上があくと不都合が出ることもあり、この行為は横行していると聞くデジ。

派遣先に必要とされた時(事業所単位の抵触日のみ)

既に触れたように、事業所単位の抵触日であれば、派遣先に派遣社員が必要とされた時に延長することが出来るデジ。

それは派遣先の社長に「必要だ」って言われた場合?

そうじゃないデジ。以下のいずれかに意見を聞くことになってるデジ。

  • 従業員の過半数が参加する労働組合
  • 労働者の過半数を代表する者
    管理監督者はNG

※「従業員の過半数が参加する労働組合」が優先されます。

抵触日の1ヶ月前までに、派遣先の従業員の過半数が参加する労働組合があればそこに、無ければ投票や話し合いなどで選出した労働者の過半数を代表する者に意見を聞き、延長が決定すれば、そのまま派遣社員が派遣先で働き続けられるデジね。

延長される確率ってどんなものなんだろうか。

派遣先が派遣社員を必要としていれば普通は延長されるし、「事業所単位の抵触日で働けなくなった人は知らない」といった意見もあるデジから、けっこうな確率で延長されるはずデジよ。

60歳以上など条件を満たす

以下のケースにおいても派遣の3年制限を受けずに、クーリング期間なしで働き続けられるデジね。

3年の制限を受けない条件
  • 60歳以上の派遣社員
  • 日数限定業務※の派遣社員
  • 派遣元で無期雇用契約を受けている
  • 終期が明確な有期プロジェクトで働く人
  • 産休・育休・介護休業を取得する労働者の業務をする派遣社員

※「日数限定業務」は1ヶ月の勤務日数が通常の労働者の半分以下で、さらに10日以下の場合です。

上記の場合は3年を超えて働き続けられることになってるデジね。

クーリング期間に関する注意点

派遣先で抵触日を迎えた後、3ヶ月と1日以上のクーリング期間をあけないと、同じ派遣先で働けないのは説明した通りデジ。最後に、そんなクーリング期間に関する注意点を紹介するデジよ。

有給休暇リセットの恐れあり

派遣社員であっても、3年もフルタイムで働いていれば20日前後の有給休暇が残っていてもおかしくないデジね。しかし、抵触日から1ヶ月も迎えれば有給休暇が消滅してしまう可能性もあり、クーリング期間をあけて戻った時には有給休暇0日、なんてことも十分ありえるデジね。

それはショックだなぁ…。

そもそも、クーリング期間でリセットされるのは抵触日だけでなく、今までの就業実績もデジからね。有給休暇が消えてしまうのは仕方ないと言えば仕方ないデジ。このことから、クーリング期間がくる前に有給休暇を消化しきるなどの工夫が必要デジ。

3ヶ月の生活費が必要

クーリング期間は最低でも3ヶ月と1日以上。つまり、同じ派遣先で働くとすれば、3ヶ月以上の生活費を確保する必要があるわけデジね。

派遣だと給料が低いこともあるし・・・辛いなぁ。

派遣会社がフォローしてくれる可能性が無いとは言わないデジが、クーリング期間に入る前には当面の生活費が大丈夫か確認しておきたいデジね。

同じポストが埋まってしまう恐れも

クーリング期間を得て同じ派遣先で働こうと考えている時、注意したいのは、同じ派遣先の同じポストに他の派遣社員が就いている可能性もあることデジ。

3ヶ月以上も空くわけだしね。

中には「抵触日→クーリング期間→抵触日」と繰り返す人もいるようデジが、必ずしも同じポストが保証されてるわけじゃないことは覚えておいてほしいデジ。

クーリング期間は3ヶ月1日以上!

今回の話をざっくりまとめると、派遣社員は3年の経過により派遣先で働けなくなるものの、3ヶ月と1日以上のクーリング期間をあければ、また同じ派遣先で働き始めることができる、といった感じデジかね。

派遣社員として働く上で重要な制度デジから、ぜひ覚えておいてほしいデジね!